コーノリアス式絵画

コーノリアス蟻蛾(ギーガー)による、落書きが自己主張するブログ。蟻蛾党(ありがとう)、落書き戯画クラ、コーノリアス式開眼法…と、まずブログのネーミングから迷走中。

落描き用キャンパス

「落描き」。

きっと、ぽろりぽろりとこぼれ落ちるように描きつづるものなのでしょう。

そのとき、画材はたいてい目の前にたまたまあるものでまかなわれます。

なので、シャープペンでもボールペンでもよいし、使い慣れたものである必要もない。

プレゼント用でもなければ計画的に作品を作ろうというのでもない。延々と本番の無い習作続きの日々、それがラクガキストの暮らしと言えるでしょう。

今日はこれ。

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レシートの裏。

神は細部に宿る。

ラクガキストの魂は、紙の細部に宿る。

 

レシートはだいたい、家計簿に支出を記入したら捨ててしまいます。

つまり僕は、「レシートは要りますか?」と100円ローソンの人に聞かれたら一応もらうタイプです。

しかも20円引きシール付きの商品を2個とか買ってもPONTAカードをレジに差し出すタイプです(200円を超えないとPONTAには1点も入らないんですよね確か)。

今日(日付的にはもう昨日)の買い物は豪勢に計216円。正規料金で購入しています。

そんなことが察せられる情報を裏に持つ紙が今日の「キャンパス」。

で、こんな感じで天使みたいなのを描いちゃうと、「捨てないでおこう」と考えてどこかにぽいと挟んだりしまい込んだりするのです。

 

僕の落描きはかなりの割合で裏紙です。

なぜブログを始めるのか(1)

僕もかつてHPを持ったり、何らかのテーマに乗っ取ったブログを開設したりした事がありました。

今となってはそれらのすべてが迷走状態で、閉鎖に至らずとも放置状態。歴史で例えるなら「マチュピチュに住んでいた人たちはどこに行ったのでしょうか。みんな死んだんでしょうか。ヒロシdeath。」みたいな気分です。

 

僕が初めてHPというものを持った時。当時はHTMLの知識が多少なりにでもなくてはならない感じでした。フリーアカウントで作れるHPがそんなもんでした。となるともう10年は昔になるのだなあと。

当時がどんな時代だったか。それは僕の落書きからも振り返る事が出来ます。

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当時はこういうCMがばんばん地上波で流れていました。消費者金融関連のCMです。これがあまりに多すぎる、ゴールデンタイムでも目立ちすぎる、そんなことが問題になった時期であります。

そしてちょうど僕の周りではとても流行っていた、「24 -Twenty Four-」.

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昔!ほんとに大昔ですね!

ジャック・バウアー」「パーマー上院議員」、おぼえている人はいるのでしょうか。

ああ、またやらないかなあ24(棒)。

僕はシーズン3の頭までしか見てないのですが。

 

そして余談ですが、24といえば4(フォー)つながりで思い出すHGことハードゲイ

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何だか手元に粗い似顔絵しか見つけられなかった。この絵に限っては5年程昔に描いたものなのだけど。

こうして見ると彼もまた10年選手。

(余談でしたが、このブログの存在自体が世の中の流れからして余談ですね)

 

特筆すべきは、こんな落描きすらネットに公開しようと思ったなら、スキャナーを立ち上げて、PCに取り込んでトリミングして…という手間が逐一かかっていた事です。あるいはデジカメで撮ってUSB経由で(以下同文)…

スマホで撮る、調整する、更新する、今はものすごいスピーディですよ(そんな今日はPCで記事作成しています)。

それを尻目に、こんな自分が何もしない手があるだろうか。いや、ない。

自分のブログ(=HP)を持つタイミングは近いのじゃないか。

 

そこでですよ!さあ、去年の流行語大賞の出番です。

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違う。ダメよ〜、ゼッタイゼッタイ。

外出してる場合ではありません。

ブログを始めよう始めようと思っている、期は熟した、どうしよう、はい!

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まあ、こんな理由で始める訳がないんです。

続きます。

元ネタを持つということ

モナリザを美女だと言っても疑問に持たないというか、否定する必要もないだろうという心情。

「自分の好みじゃないけどね」というひと言を心につぶやくだけで「モナリザ=美女」については「ま、いっか」と思う。

しかし裏を返したとしても、決して僕がモナリザを美女と思っていないわけではない。

化粧の問題だと思う。髪型の問題だと思う。

モノはいいんだから、とてもステキになれると思うわよアナタ。

 

自分好みの装飾をするだけで、モナリザは十分に自分好みの美女に仕上がるはずだと思っている。

 

で、あまり関係ないが、ある日自分好みにモナリザを描いてみた。好みの描き方で。

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おそらくこのコーノリアス式モナリザ、「素材としては」相当な自分好みのはずである。

それを確認すべく、髪型・眉毛を今風に変更してみた。

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かなり間違いない。

僕はこんな感じが好きなんです。

がぜん色を付けてみる気にもなるというもの。

かのレオナルド・ディカプリオも大のモデル好き

かのレオナルド・ダ・ヴィンチもこのような胸躍るほどのモチベーションでモナリザを描き続けたのだろうか。

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僕はiPhoneで色を塗りました。通勤時間中に。

 

※使用アプリ:ArtStudio

 線画は紙に描いたものをiPhoneカメラで撮ったもの。

「ようこそ」

 ようこそコーノリアス蟻蛾(偽名)のブログへ。

かく言う自分もつい昨日、はてなブログからようこそ言ってもらったばかりですが。

 

僕は趣味で落描きをする人です。落描きはたいてい趣味でしか成り立たないものだとも薄々感じています。

落描きは、絵によるつぶやきとでも言いますか、とても自発的なものです。

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たとえばこれ↑は、結構力んで描いた落描きになります。

そしてこれ↓は、かなりゆるゆるの落描きです。

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ただ、どちらも文字では書き残しにくい思いを記録しているという意味では同価値です。

文章にも絵にも、「伝える力」があり、「勘違いさせてしまう」ことも「人によって違う解釈をさせてしまう」要素もあります。しかし何といっても落書きの手っ取り早さ、言葉の壁が一見ないようであるところ、などがいいですね。

ちなみに、上の絵は未来のタイムズスクエア(NY)のイメージ、下は夢で見た、300円の使い捨て空飛ぶじゅうたん(実は飛ばずに地面を走行するもの)です。人によってはこんな説明は不要だったりもするでしょう。

とは言え、絵だけだと心もとないときなどはテキストも加えます。最強です。だからマンガは最強です。マンガに詳しくはないのにマンガも尊敬しています。

 

と、本日はテスト投稿とさせていただきます。