落描き用キャンパス
「落描き」。
きっと、ぽろりぽろりとこぼれ落ちるように描きつづるものなのでしょう。
そのとき、画材はたいてい目の前にたまたまあるものでまかなわれます。
なので、シャープペンでもボールペンでもよいし、使い慣れたものである必要もない。
プレゼント用でもなければ計画的に作品を作ろうというのでもない。延々と本番の無い習作続きの日々、それがラクガキストの暮らしと言えるでしょう。
今日はこれ。
レシートの裏。
神は細部に宿る。
ラクガキストの魂は、紙の細部に宿る。
レシートはだいたい、家計簿に支出を記入したら捨ててしまいます。
つまり僕は、「レシートは要りますか?」と100円ローソンの人に聞かれたら一応もらうタイプです。
しかも20円引きシール付きの商品を2個とか買ってもPONTAカードをレジに差し出すタイプです(200円を超えないとPONTAには1点も入らないんですよね確か)。
今日(日付的にはもう昨日)の買い物は豪勢に計216円。正規料金で購入しています。
そんなことが察せられる情報を裏に持つ紙が今日の「キャンパス」。
で、こんな感じで天使みたいなのを描いちゃうと、「捨てないでおこう」と考えてどこかにぽいと挟んだりしまい込んだりするのです。
僕の落描きはかなりの割合で裏紙です。